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有限会社 生田建設、生田忠照会員は昭和35年4月7日生 46歳。
島原で知らない人はいないと言われたお父さんの後を継いだ2代目社長です。

生田さんはお父さんの後を継ぐまでは業界最大手の製薬会社で営業をしておられてたくさんの収入もあったそうですが、建設会社をやっておられるお父さんの後を継ぐために故郷島原に帰ってこられました。
後を継いだ生田さんは自社の持つ負債をなくすために、自分の給料も1年半もらわずにとにかく朝から晩まで働かれたそうです。
生田会員は自分がやりたいことをやるために会社を経営しておられます。それは在宅ホスピスです。


と言うのも製薬会社にいたときに経験した。効くか効かないかも分からない高価な薬を使って延命することよりもっと高齢者が快適に暮らせる環境を作っていきたいと思ったことが始まりでした。


そんな生田さんが島原市のアーケードに作ったのが「いきいき横丁」です。それは、バスセンターのそばにあり遠くからでも人が来やすい最高の立地です。またアーケードの中にあると言うことは雨にぬれずに買い物が出来るということ。入居しているお年よりは雨の日にも気楽に傘をささずに買物が出来ます。また近くに病院があって何かあったときにはすぐに駆けつけてもらえるようになっています。


「いきいき横丁」は1DKが18、2DKが二つあります。高齢者が快適に生活できることを考えた設計で介護がしやすいユニットバス、
バリアフリーのトイレも完備しています。またジャグジーつきの露天風呂が人気です。一階のデイサービスは長崎の建材を使って補助をもらって作ってますので建設コストを低く抑えてあります。飲み会などが安く出来る様にと、厨房とバーがあります。


生田さんは今まで多くの言葉で助けられました。それはウサギと亀の話ではないですが、亀は頂上を目指して一生懸命歩いていった。しかしウサギは頂上に上ると言う目的を見失ったために亀に負けてしまったなどいろんな方のお話は自分を変えていったそうです


生田さんはまず自分の目標を定めた経営をされておられるみたいです。人は同情してもお金は出してはくれない。自分の評価は人が決めるなど。色んな言葉で考えさせられたことはたくさんあります。


生田さんは建設費を安くするためにサクセスと言う工務店を作りました。そこには現場監督がいなくてローコストで建設費が安く抑えられます。そして不動産もやっておられて、土地の賃料や仲介料生田建設で工事をするなどいろんなことを常に仕事を結び付けていて一石五丁の精神でチャンスを物にしてこられたみたいです。


これからもいろんなことにチャレンジしてみたいとおっしゃっておられました。



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